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アパレル最強の「ワークマン」に学ぶ!「安さ」より「易さ」をとる

「ワークマン、アパレル最大手の一角に」

数年前であれば、信じられない見出しです。
コロナ禍で空前のアパレル不況のなかで
作業服専門店が毎月増益をしているのか?

そこには、「(利)益」と「(理)想」を
同時に追求するワークマンの哲学がありました。

1. 値上げして潰れた会社は、ない

プレゼンテーション1

フットギア開発責任者柏田大輔氏は
ワークマンの価格哲学を
こう表現されています。

価格競争は量販店の宿命です。
しかも今はAmazon等の通販もあります。

競争すればするほど、利益は減ります。
品質も下げざるをえません。

ワークマンもこんなスローガンを掲げ
安さを追求しています。

□ Amazonに定価で負けない
□ Amazonに販促費で負けない
□ Amazonに配送料で負けない

それでいながら目指す原価率は【65%】
徹底した薄利です。
安易な値下げはできません。

コストカットは
並大抵のものではありません。

工場とのやりとりは、仲介をはさまず
直接おこない、しかも毎年馴れ合いに
ならぬよう見積もりを提出してもらい
1円、2円をカットします。

リアル店舗最大の悩みの家賃も
売上の3%に抑える徹底ぶりです。

広告代理店にPRを頼むことなく
熱烈な愛好者をアンバサダーに使う
広報戦略も注目されています。

その上で、こんな興味深い「見せ方」を
採用しています。

2. 「安(やす)さ」よりも「分かり易(やす)さ」

ワークマンは薄利戦略である代わりに
値下げキャンペーンはしません。

まずは定価を決めて、そこに見合った
無理のないクオリティを付加していきます。

すると、価格帯に興味深い序列ができるのです。

たとえば・・・

プレゼンテーション1

ワークマンはここに980円を加えた
5つの価格帯を基本にして、
商品設計しています。

安いかどうかは結局、人それぞれです。

しかし、価格と品質に無理がなく
「わかり易い(やすい)」点は
すべての人に響くポイントです。

それがお客様の安心感につながり
リピーターが生まれるのです。

さらに、価格帯がしぼられることで
数値のノイズが少なく、データ管理が
しやすいメリットもあります。

いかがでしたか?

「安さ」よりも「分かり易さ」

経営者としての私も常に実践しています。

本日もお読みいただき
ありがとうございます。

分かりやすさは右脳と左脳の
変換速度で決まります。
「言葉」を「ビジュアル」に変える
宝地図で楽しみながら練習しましょう。
興味のある方は、こちらの
オンラインセミナーで直接お伝えします。

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参考文献(p109、122、212、258)








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