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人は0.01秒でも高い金額の報酬をみると、やる気脳にスイッチが入っていた!お金が好きな自分を好きになろう。

「お金が人を変える」といえば
なんだかネガティブな感じがします。

しかし、私たちの脳はどうやら
一瞬でも高いお金をみると、
反応しないではいられないようです。

お金という避けては通れない問題を
一緒に見ていきましょう。

1. 0.01秒だけ見えたコインに気付けるか?
 

2007年、パリ脳科学研究所の
マティアス・ペシグリオーネらの
研究チームは興味深い研究を
発表しました。

PC画面上に、2枚のダミー画像をはさんで
1ペニー(約2円)または
1ポンド(約200円)のコイン画像が
表示されます。

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表示時間は、0.017秒、0.050秒、0.1秒の3種類。

18名の参加者は、コイン画像が見えた瞬間に
パワーグリップを思いっきり握ります。

それにより画面上の温度計の液面が上がり、
その高さに応じて、表示されたコイン画像に
相当する報酬がもらえるという課題です。

表示時間は本当に一瞬です。
参加者のほとんどは
最も長い0.1秒間の表示ではじめて
コインの金額を認識できていました。

しかし、実験中の計測データをみると
とても面白いことが分かりました。

2.人は無意識に大きな報酬を見ると、動いてしまう

それは、どんなに短い表示時間であっても
参加者のグリップをにぎる握力や皮膚伝導反射は
1ペニー(2円)よりも1ポンド(200円)が
表示されたときが、大きかったのです。

このとき参加者の脳内では、
大脳基底核にある
側腹淡蒼球という部位が活性化していました。

この部位は、2012年の橘吉寿先生の研究により
もらえる報酬量を予測して、
行動をおこすモチベーションに変える
役割があることが分かっています。

いわば、脳の「やる気センサー」です。

つまり、人間は大きな報酬が表示されれば
それがたとえ意識できていない場合でも
行動意欲が湧いてしまうのです!

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いかがでしたか?

私たちは、これほどまでに
経済的動物なのか!とも
思ってしまいます。

でも逆にいえば、
「お金が好きになれる」
「お金が好きな自分を好きなれる」ことで
いつでも大きなやる気を
手に入れることができるのです。

お金は信用に基づいたフィクションです。
だからこそ、そこには自由にあなたなりの
イメージをもたせることができます。

お金を「やる気」の素と捉えて
ポジティブに活用できた瞬間、
実はあなたは「お金」から自由に
なっているのです。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

お金は人生の悲喜劇の源です。
なぜならば、そこには個々人の
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