真似するだけでなく、真似されよう。人は模倣される体験で、社会性が高まる。
人は社会的動物です。
赤ん坊の頃から周囲の大人を
観察し真似して成長してきました。
「学び」の語源は、「真似(まね)び」
とはよく言いますよね。
では、「真似される」方の立場の人は
何か変化があるのでしょうか?
1. 模倣される経験で認知が変わる
2009年リック・ヴァン・バーレンらの
研究チームは興味深い研究を発表しました。
21名の参加者の協力のもと
まず部屋の中の実験スタッフと
軽く対話をしてもらいます。
このとき、一部の参加者に対しては
実験スタッフは相手のしぐさを
4秒遅れで真似をしました。
たとえば、顔の表情や顔や
髪に触れることや
手足の動きなどです。
その後、参加者は異なる2枚の画像を
見せられて、類似している点を
あげてもらいます。
▲下記掲載論文より引用
その結果、面白いことが分かりました。
実験者にしぐさを真似された参加者の方が
そうでない参加者よりも約19%も多く
2枚の画像に類似点を見つけていたのです。
2. 先頭に立つ経験をすると大人になれる
ここから何が言えるのでしょうか?
研究チームは次のように述べています。
どうやら私達は自分が誰かから
真似された経験をもつと
他者につながりを感じ
社会と同調しようと思うようです。
その結果、社会を見る目がきめ細かくなり
物事の類似性や共通点がより強く
認識できるようになります。
ぜひ自分からリーダー経験や
先生体験をしてみてください。
それは相手にとってために
なるだけでなく、あなた自身の
大人の人格を磨いてくれるのです。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
コミュニケーション力を上げたい方は
多いですが、社会性を高める第1歩は
誰かに真似される経験をすることです。
ではそんな経験はどうすればできるでしょうか?
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