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こんにちは!
「夢を叶える宝地図」著者の望月俊孝です。

2003年、イェール大学で
こんな実験が行われました。

実験はシンプルです。

ある数学の問題を
大学生たちに
といてもらうのです。

しかし、そこには
2つの仕掛けがありました。

1.尊敬する人と誕生日が
同じだと知るだけで能力はアップする?

仕掛け1

実は、この数学の問題は
そもそも正解がない問題でした。

研究者達が調べたかったのは
被験者達がどこまで諦めずに
取り組むかでした。

さて、ユニークなのは
次の仕掛けです。

仕掛け2

被験者達は
問題に取り組む前に
1本のレポートを読んでもらいました。

それは以前にこの問題に
取り組んだ大学生のストーリーでした。

”将来の夢もないまま
大学にすすんだが
数学に興味を持ち
現在は数学の教授になっている。”

実は、これは作り話で
大学生は架空の人物でした。

しかも手の込んだことに
被験者のうちの半分の
誕生日をあらかじめ聞き
彼らについては、
架空の大学生の誕生日の設定を
同じものに調整して

渡していたのです。

研究者の1人である
ウォルトンは言います。

「数学に長けた人間と誕生日が同じ、
 というなんの関係もないことが、
 動機を刺激するかどうか
 調べてみたかったのです。」

結果は、想像をはるかに
超えていました。

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2.憧れとつながるとあきらめなくなる


誕生日が同じに設定された
半分の被験者は
そうでない他の被験者より
【65%】も長く、難問に
取り組み続けたのです!

実際の被験者の様子が報告されています。

「生徒たちは1人ひとり部屋に
 閉じ込められてテストを受けました。」
「ドアは閉められ、学生たちは
 社会的に隔離されていました。」
 「それでも(誕生日のつながりは)
  意味をもったのです。
  彼は1人きりじゃなかった。
  数学への愛と関心が
  彼らの一部になったのです。」
「理由は本人たちにも
 わかりませんでした。
 ふいに、やっているのは
 【自分一人】じゃなくて、
 【自分たち】になったのです。」

人間は【憧れる】ことが
できる生物です。

たとえ雲の上の人であっても
そこにわずかなつながりや
共通点があることで
自分に引き寄せて
力に変えることができるのです。

それがたとえ
創作上の人物であっても。

だからやってみましょう。

もし、あなたが成長したければ
まず憧れの人を探しましょう。
それは、架空の人物でも構いません。
もし、あなたが誰かの先頭にたち
引っ張る立場であれば、
過去の失敗や経験をシェアして
後に続く人との「つながり」を
自分から示してあげましょう。

憧れとつながると
諦めなくなるのですね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

またメッセージしますね!

本日の参考文献(P.130~132参照) 感謝いたします。
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