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なぜ一言も話さない女子がクラスの人気投票でダントツ1位になったのか?ザイアンスの単純接触効果の脅威、人は99.9%他人の影響で決断している!

ピッツバーグ大学
リチャード・モアランド教授は
こんなユニークな研究をしました。

受け持っているクラスで
あるアンケートをとります。

それは、女性4人の顔写真をみせ
誰が一番好感が持てるかの
印象を聞くものでした。

4人の女性については、
クラスの誰も面識はありません。
「よくいるタイプで、どこかで
会ったことがあるかもしれない」
その程度の印象です。

「個人の好み次第でしょ?」
そう思われるかもしれません。

しかし、結果として
ある女性だけに票が集中しました。

一体、何があったのでしょうか?

1. 一度も話したことがないのに、好感度1位になった女子の秘密

実は、この実験はクラスの開講日から
始まっていたのです。

写真の4人の女性は、いずれも
クラスの受講生にふんして
教室の最前列で受講をしていました。

ただし、参加回数には差がありました。
0回、5回、10回、15回。

そして、ダントツで好感度1位に
選ばれたのは、【15回】参加
していた女子だったのです。

画像2

彼女は誰とも話してはいません。
大教室の最前列にいたので
正面から顔を見た人も
多くはないでしょう。

にも関わらず、知らぬ間に
目に入っていただけで
人間は好印象を持つです。

2. 「環境内でがんばる」以上に「環境選び」をがんばろう

オンライン交際の
先進国アメリカでも
面白いデータがあります。

2009、2010年に
大手マッチングサイトは
こんなアンケートをしました。

対象者は、7,000人の最近結婚した方です。

プレゼンテーション1

黄色い部分をごらんください。

オンライン先進国であっても
やはり最後の決め手は、
近くで自分の目で見続けた
存在を選んでいるのです。

人は「好きだから見る」ではなく
「目に入り続けるもの」を
いつのまにか好きになるのです。

こうした社会的影響力による嗜好を
ザイアンスの単純接触効果といいます。

ペンシルベニア大学の経営心理学者
ジョーナ・バーガーは次のように語ります。

プレゼンテーション1

もちろん、最終決定は本人です。
しかし、そこに至る判断材料のほとんどは
その環境にいる人々が提供したものなのです。

ここから分かるのは、
環境選び」の大切さです。

「住めば都」とも言いますが
そう思わざるをえないほど
環境は影響力があるのです。

「環境の中でがんばる努力」を
「環境を選ぶ努力」に少しでもまわすこと

そんな努力の前倒しが
最も脳に優しい自己実現法ですね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

とはいえ、質の高い環境は最初は
門を閉ざしており、招待状が必要です。
招待状は、環境からの使者が持っています。

まずするべきは、そうした使者と出会える
環境を意図的に作り上げることです。
そのための定評のある方法が「読書会」です。

ただし、普通の輪読会をしても
使者には出会えません。そこには「ある手順」が
必要なのです。興味のある方は、こちらの
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