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なぜ私は借金5,000万円の時代にハワイに留学したのか?その実録と顛末

 約30年前、私は借金5,000万円があるときに
さらに借金を重ねてハワイに留学しました。

その顛末とは?

今日の話はすべて実話です。
ここまで詳細に文章にするのは
おそらく初めてでしょう。

1. メンターからの耳を疑うお誘い

今から30年以上前のことです。
当時、パートナーシップを
学んでいた先生がいました。

彼が来日セミナーの最後に
こんなお誘いを投げかけたのです。

「今度、僕の初となる
認定カウンセラー養成講座を
行うことが決まったんだ。
この中で参加したい人はいるかな?」


私は真っ先に手を上げました。

立ち上がらんばかりの勢いでした。
なにしろ一番魅力的だと思う手法の
日本初の認定カウンセラーになるチャンスです。

ワクワクが止まりません。

しかし、そこからの詳細の告知は、
自分の早計さを思い知らされるものでした。

告知された内容は以下のとおりです。

条件1

開催地は国内ではなく、
アメリカのハワイでした。
相当な渡航費と
宿泊費(ホテル代)がかかります。

条件2

講座の開催日数はなんと【66日間】!
しかも隔月で22日間を
3クール行うとのことです。


当然行くたびに往復の渡航費がかかります。
しかも中途半端に
長期休暇を繰り返すことになるので、

会社勤めのままではとても参加できません。

条件3

当然、受講料は日本では
ありえない【超高額】でした。

条件4

さらに日本人向けのツアーなどありません。

私自身で講座中の通訳を探す必要があります。
通訳者も単に英語ができるだけでなく、
メンターの理論を理解できる
専門家である必要があります。

通訳者の通訳報酬はもちろん
滞在中のホテル代や渡航費も私持ちです。
その見積もりは受講料も入れると
【総額約400万円】!

条件5

しかも今回が初開催です。
実績も内容の保証も一切ありません。

2. 常識を打ち破る心の声

当時の私は裕福ではありませんでした。

それどころか【5,000万円】
にものぼる借金がありました。

バブル末期の不動産投資の失敗と
1回目の起業の失敗によるものです。

その返済のため夜討ち朝駆けで
サラリーマンをしていた頃でした。

頭の中には常に月末の返済日のことばかり。

画像1

さて、ここまで聞いて
あなたはどう思われましたか?

「借金5,000万円の男がアメリカ留学に行く」
誰が聞いても反対するべきことです。

きちんと目の前の借金を返済し、
余裕ができたら受けにいく。
あるいは日本での開催を待つ。
それが常識的な答えでしょう。

しかし、私の中で芽生えた夢は
どうしても抑えきれませんでした。
ワクワクが止まらないのです。
それは魂の叫びでした。

「チャンスは自分に都合を合わせてくれない。」
私は思いました。

プレゼンテーション1

もちろんワクワクだけでは何も変わりません。
甘えも言い訳も一切通じない状況です。
でも、このワクワクは私の夢を強くし、
現実を突き動かしてくれました。

3. 最初にこの無謀な夢を受け入れてくれた人は・・・

私はまず愛する妻に
この夢を打ち明けました。

「日本初の技術を身に付けて、
苦しんでいる人を救いたい」

借金生活の中でピアノ講師をして
支えてくれた妻は、
嬉しいことにこの夢を受け入れてくれました。
しかもそれだけではありません。

「私も一緒に学びにいきたい!」

そんなことを言ってくれたのです。
もちろんかかる経費は単純に倍になります。
しかし、千万の味方を得た気分でした。

私は会社を退職して、
学びにすべてをかける決意をしました。

4. 資格を取得する前に、講座の契約をもらう

私はさっそく銀行から
融資を受けることにしました。

当然ながら多額の融資には、
ビジョンだけでなく保証人が必要です。

その役割をお願いしたのが、
私の義理の父にあたる妻の父親でした。

なんとしてもこの恩に報いる必要があります。
「お金がない」「自信がない」
などと言ってはいられません。

自分で人生の舵を取る。
そして、お金を自分から創っていく。

そこで私は1つのありえない挑戦をしました。

1つの提案を持ち、いろいろな研修会社に
営業プレゼンに回ったのです。

「今度、世界最先端の心理学の資格を
アメリカハワイで取得し、
日本人として初めて講座を行います。
興味はありませんか?
日本人の情熱を一緒に高めていきませんか?」

すなわち資格を取得する前に、
その資格をつかった
講座の開催を営業したのです!


一歩間違えれば、相手に
ご迷惑をかけること必至です。

しかし、幸いにしてこの提案を
受け入れてくれる会社が出現したのです。

月額30万円の報酬で1年契約。
これならば、月々のローンを
順当に返済していけます。

妻の父親にも迷惑をかけずに済みます。

5.  「受講生」としてではなく、「先生」として学ぶ

かくして準備を整え、
66日間の異国の地での学びが始まりました。

本気でした。

私自身は「受講生」ではなく、
「先生」であるという意識で学びました。

1日の講座が終わると、妻と復習をしました。
単に昼間に学んだ内容を
反芻するだけではありません。

実際に「先生」になりきって、
日本語で講座内容を妻相手に授業しました。

俳優さんは台本を
100%記憶することができます。
それはその後で台本通りに
自分が演じる必要があるからです。

私もそれにならい、
昼間目に焼き付けた先生の
話し方を演じて復習をしました。

画像3

しだいに先生の話し方が身につき、
それに伴う聴衆の反応まで
イメージできるようになったのです。

6. 再独立2年間で起きた奇跡

さて、その後私はどうなったのでしょうか?

普通であれば、「カウンセラーとして
末永く活躍しました」となるところでしょう。

しかし、現実は違いました。

アメリカハワイへの留学を
終えたときの借金は、累計6,000万円。

たしかにカウンセリングは
素晴らしい仕事です。
しかし、1対1のビジネスでは
収益に限界があります。
1対多のビジネスに
切り替える必要がどうしてもありました。

では、私の努力は無駄になったのでしょうか?

いいえ、決してそんな事はありません。
世界標準の人を動かす
「教える力」「伝える力」
「寄り添う力」が身につきました。

何よりもお金ではなく、
強い夢から来るワクワクで
自分の人生を選択できたことは、
私に底しれぬ勇気と自信を与えてくれました。

そこから紆余曲折を経て、
私は2度目の独立をします。
健康法「レイキ」との運命的な出会いもあり、
あらゆる事がスムーズにいきました。

その結果・・・

望月特別教材

そんな奇跡のようなこと起きたのです。

再出発して作った会社は
今の「ヴォルテックス」となり、
2度の大震災や緊急事態宣言を乗り越え、
30年近く毎年成長を続けています。

7. ワクワクがみんなを巻き込んでいく
 

いかがでしたか?

当時励みとなった精神世界の巨匠
バシャール(ダリル・アンカ)の言葉です。

「あなたがワクワクすることをしているならば、
 人はそのワクワクに協力してくれる。」

もちろん辛いもこともありました。
市場環境などの運もありました。

でも私がワクワクを忘れなかったからこそ
その情熱が他の人にも伝わったから
だと思っています。

ぜひあなたの中の
ワクワクを忘れないでください。
そこからしか見えない世界があります。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

もう1つ私の次元を上げてくれたのが
少し書いた「レイキ」という
健康法との出会いです。でもそれは
実は豊かさへの入り口でもありました。
興味のある方はこちらのオンラインセミナーに
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参考文献(P.197~204)


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